|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/08/28 08:31,
提供元: フィスコ
エヌビディアの決算通過でアク抜けの動きも
*08:31JST エヌビディアの決算通過でアク抜けの動きも
28日の日本株市場は、売り先行で始まりそうだが、その後は底堅さが意識される相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが147ドル高、ナスダックは45ポイント高だった。NY連銀のウィリアムズ総裁は、いずれ金利が低下する軌道にあると言及したことで早期利下げ観測が強まったことを手掛かりに買われた。ただし、エヌビディアの決算を控えていることで様子見ムードは強く、方向感に欠ける展開だった。シカゴ日経225先物は大阪比65円高の42565円。円相場は1ドル=147円20銭台で推移している。
注目されたエヌビディアの決算では、8〜10月期の売上高見通しが一部アナリストの予測には届かず、時間外取引で3%あまり下落して推移している。5〜7月期の事業別売上高は、データセンター部門が411億ドルと、予想の413億ドルをやや下回った。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株やAI関連には売りが先行する形になり、日経平均株価を押し下げる可能性はありそうだ。
ただし、エヌビディアの下げが3%程度にとどまっていることで、エヌビディアショックといった動きにはならないだろう。既に大きく乱高下する可能性については想定されていたため、足もとで積極的な売買は手控えられていたこともあり、決算通過でアク抜け的な動きが意識されてくる可能性はありそうだ。アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などは売りが先行することになろうが、売り一巡後の底堅さがみられるようだと、押し目狙いの動きが強まることも考えられる。
なお、グローベックスのナスダック100先物は100ポイントほど下落して推移している。エヌビディアの決算を受けた米国市場の反応を見極めたいところでもあり、米株先物の動きに振らされやすい面はありそうだ。短期的には先物主導での仕掛け的な動きには注意しておきたいところだろう。そのため、値がさハイテク株の底堅さを見極めつつ、やや内需系にシフトしやすい面はありそうだ。
《AK》
記事一覧
2025/09/02 13:58:abc---連日のストップ高、前日には有証売却益の発生も発表
2025/09/02 13:58:Sサイエンス---大幅続伸、暗号資産の購入枠拡大を発表し
2025/09/02 13:55:出来高変化率ランキング(13時台)〜伊藤園、ブランジスタなどがランクイン
2025/09/02 13:53:日経平均は61円高、円安・ドル高で安心感
2025/09/02 13:42:東京為替:ドル・円は堅調、ややドル買い
2025/09/02 13:37:米国株見通し:底堅い値動きか、雇用統計を見極め
2025/09/02 13:36:サントリーBF---大幅続伸、「レッドブル」販売権取得と報じられる
2025/09/02 13:35:北海電力---大幅反発、泊原発3号機再稼働織り込み米系証券が目標株価引き上げ
2025/09/02 13:33:三越伊勢丹---大幅続伸、8月の月次速報を好材料視へ
2025/09/02 13:31:地域新聞社---もみ合い、生成AIに関する特許出願中技術の活用に向け「AI推進支援室」を新設も
2025/09/02 13:14:エーアイ---反発、AI音声合成AITalkの防災行政無線への累計導入数が950件を超え、全国自治体の55%に採用
2025/09/02 13:13:東京為替:ドル・円は小高い、日本株高で円売り
2025/09/02 12:58:後場の日経平均は113円高スタート、伊藤園や三井金などが上昇
2025/09/02 12:57:rakumo---急騰、AvePoint Japanと業務提携契約締結
2025/09/02 12:41:日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は3日ぶり反発、ファーストリテが1銘柄で約27円分押し上げ
2025/09/02 12:35:後場に注目すべき3つのポイント〜半導体関連など主力株が牽引
2025/09/02 12:25:注目銘柄ダイジェスト(前場):ライフドリンクC、伊藤園、AppBankなど
2025/09/02 12:20:東京為替:ドル・円は堅調、日銀副総裁の発言で
2025/09/02 12:20:半導体関連など主力株が牽引
2025/09/02 12:15:日経平均は小反発、半導体関連など主力株が牽引
|