|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/09 14:05,
提供元: フィスコ
サンフロ不動産 Research Memo(5):大型物件の売却が業績をけん引し、大幅増収増益(1)
*14:05JST サンフロ不動産 Research Memo(5):大型物件の売却が業績をけん引し、大幅増収増益(1)
■業績動向
1. 2026年3月期第1四半期の業績概要
サンフロンティア不動産<8934>の2026年3月期第1四半期の業績は、売上高27,319百万円(前年同期比74.2%増)、営業利益6,021百万円(同112.4%増)、経常利益5,783百万円(同111.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,978百万円(同111.8%増)となった。前年同期に比して大幅な増収増益となり、通期業績予想に対して順調な滑り出しを見せた。
不動産再生事業における大型物件の売却が業績をけん引しており、中間期以降の販売計画も順調に進捗している。物件仕入については、前期中に契約済みの案件の決済を進めつつ、中期経営計画の達成に向けて今期分を前倒しで積み上げている形である。不動産サービス事業についても、仲介事業、プロパティマネジメント事業、貸会議室事業をはじめとした各事業が着実に拡大し、2026年3月期第1四半期も過去最高の業績を記録した。また、ホテル・観光事業のうちホテル運営事業では、インバウンド需要を的確に捉えた結果、客室単価と稼働率の両面で改善し、収益性が向上した。今後も新規開業に加え、M&Aによる運営室数の拡大が予定されており、成長戦略が具現化しつつある。ホテル開発事業に関しては、今期中の開業が予定される新築2棟の建設工事が順調に進んでおり、加えて下半期に予定されているホテル物件の売却による収益貢献が見込まれる。
2026年3月期第1四半期は、対前期からの反動増はあるものの非常に順調であり、通期予想に対してオン・トラックで進捗している。全体として不動産再生事業、不動産サービス事業、ホテル・観光事業の三本柱がバランス良く成長しており、2026年3月期通期業績に対してポジティブなスタートを切ったと評価できる。外部環境の変化に柔軟に対応しながらも、高い予実管理能力と組織的な実行力が継続的に発揮されており、中間期以降の売却計画も着実に進捗していることから、通期業績目標の達成に向けた更なる成長が大きく期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
《HN》
記事一覧
2025/09/10 06:30:今日の注目スケジュール:中生産者物価指数、中消費者物価指数、米生産者物価コア指数など
2025/09/10 06:23:NY為替:米年次雇用改定大幅下方修正もインフレ上昇を想定してドル反発
2025/09/10 05:30:NY株式:NYダウは196ドル高、利下げ期待高まる
2025/09/10 04:00:9月9日のNY為替概況
2025/09/10 03:33:[通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
2025/09/10 02:29:NY外為:ドル高止まり、米長期金利の上昇一服、米3年債入札は好調
2025/09/10 01:04:BTC反落、米インフレ指標を警戒【フィスコ・暗号資産速報】
2025/09/10 01:31:NY外為:BTC反落、米インフレ指標を警戒
2025/09/10 00:32:NY外為:ドル買いに転じる、インフレ指標に焦点移行
2025/09/09 23:25:NY外為:ドル乱高下、米BLS年次基準改定速報は過去最大の下方修正
2025/09/09 22:37:NY外為:ドル下げ止まる、米BLS雇用者数の年次ベンチマーク改定待ち
2025/09/09 20:12:欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、米金利に追随
2025/09/09 19:28:欧州為替:ドル・円は下げ一服、安値もみ合い
2025/09/09 19:25:学情---3Q増収、「Re就活」の売上高は引き続き堅調に推移
2025/09/09 19:23:アルトナー---クリップソフトの株式の取得(子会社化)
2025/09/09 19:22:アルトナー---剰余金の配当(中間配当)
2025/09/09 19:20:アルトナー---2Q増収・2ケタ増益、技術者派遣事業において稼働人員の増加と技術者単価が上昇
2025/09/09 18:39:9日の香港市場概況:香港市場は3日続伸、ハンセン指数は約3年11カ月ぶりの高水準
2025/09/09 18:15:日経平均テクニカル: 4日ぶり反落、ほぼ「陰の大引け坊主」
2025/09/09 18:12:ドル・円は146円台半ば、日銀の利上げ期待で
|