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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/14 11:38, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):マツキヨココ、FFRI、セグエなど*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マツキヨココ、FFRI、セグエなどマツキヨココ<3088>:3111円(-275円) 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は198億円で前年同期比14.6%増となり、190億円強の市場予想はやや上回ったとみられる。ただ、足元で株価は高値圏推移、決算期待もより高めっていたと想定され、目先の出尽くし感が優勢となっているようだ。粗利益率が前年同期比でほぼ横ばいの水準にとどまるなど、やや物足りなさが残るといった見方もあるもよう。 セグエ<3968>:621円(+100円) ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比97.5%増となり、通期予想は従来の12.6億円から15.1億円、前期比2.1倍の水準にまで上方修正している。中央省庁向け超大型案件を含めて、受注が前年同期比95.8%増と大幅に拡大しているもよう。第1四半期は同47.5%減と大幅減益であったため、急速な収益拡大にポジティブなサプライズが強まる。 日本創発G<7814>:646円 カ - ストップ高買い気配。上場10周年、並びに特別利益の計上を背景として、特別配当を実施すると発表している。同社は年4回の四半期配当を実施しているが、第3四半期末、期末の配当金をそれぞれ、3.5円予想から26.5円に引き下げている。これにより、年間配当金は特別配当金46円を含む60円に引き上げ。従来計画は14円、前期実績は13円であった。これに伴い前日終値ベースでの配当利回りは11.0%の水準となる。 パリミキHD<7455>:410円 ウ - ストップ安売り気配。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3.1億円で前年同期比23.8%減となり、据え置きの通期予想15.5億円、前期比11.9%増に対して低調スタートとなる形に。パリミキの売上減により日本事業が低迷、中国を中心に海外事業も赤字幅拡大と低調。猛暑によるサングラス需要の拡大期待などがはやされて、ここ3営業日で一時72%高と急伸していたこともあって、大幅減益決算受けた失望売りが強まる展開に。 ケアネット<2150>:917円 カ - ストップ高買い気配。欧州系投資ファンドであるEQTによって株式取得を目的として設立したCurie 1が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表。同社では賛同の意見を表明するとともに、TOBへの応募を推奨するとしており、TOB価格の1130円に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB価格は前日終値に対して47.3%のプレミアムとなっている。EQTは先にフジテックの買収も発表している。 ヤプリ<4168>:1094円(+125円) 急騰、年初来高値更新。13日の取引終了後に25年12月期第2四半期の業績を発表し、好感されている。売上高は29.16億円(前年同期比10.4%増)、経常利益は4.49億円(同66.6%増)と2桁増収増益だった。同社はアプリからWebまでのデジタル接点全体を統合管理する「デジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)」へと進化し、多様化する企業のデジタルニーズに対応した包括的なソリューションを提供することで、持続的な成長基盤の構築を進めており、需要は堅調に推移している。 FFRI<3692>:6900円(+1000円) ストップ高、年初来高値更新。26年3月期第1四半期の売上高は8.96億円(前年同期比70.4%増)、経常利益は2.60億円(前年同期は経常損失0.03億円)と経常黒字に転換した。長期案件の獲得によって期初からセキュリティ・サービス案件の稼働が増加していることの他、前年におけるセキュリティ製品の販売数増加によって売上高は前年を上回って推移した。また、人員数の増大によって人件費などのコストが前年比で増加しているものの売上の増加がこれを上回り、利益面でも前年を上回って推移した。 ランサーズ<4484>:263円(+20円) 急騰、年初来高値更新。13日の取引終了後に株主優待制度の新設を発表し、好材料視されている。基準日(毎年9月末及び3月末)時点において、5単元(500株)以上を、半年以上継続して保有している株主にデジタルギフト4,000円分(年8,000円分)を贈呈する。初回の26年3月末基準日は継続保有を条件としない。同時に発表された26年3月期第1四半期の業績は、売上高が11.83億円(前年同期比6.2%増)、経常利益が0.12億円(同60.6%減)と増収減益だった。 《ST》 記事一覧 |