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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/26 11:47, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):第一工業、日産自、しまむらなど*11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):第一工業、日産自、しまむらなど日産自<7201>:341円(-22円) 大幅反落。メルセデス・ベンツの年金信託が保有する同社株の3.8%を売却すると報じられている。売却価格は1株337.5円から345円の予定で、前日終値比4.96%から7.02%のディスカウントになるとされている。ポートフォリオ整理のための売却とされているようだ。実際、本日の立会外取引でディスカウントクロスが確認されており、目先の需給への警戒感が先行する格好のもよう。 第一工業<4461>:5370円(-490円) 大幅反落。100万株の公募による自己株式処分、33万7400株の株式売出、20万600株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。処分価格、売出価格の決定日は9月2日から5日までの期間。売出人は朝日生命や農林中金などの金融機関となる。成長投資に備えた財務基盤の強化、浮動株比率の向上などが実施の目的となる。処分する自己株式は6月末発行済み株式数(自己株除く)の10.4%の水準となる。 ALSOK<2331>:1144.5円(+22.5円) 反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1200円から1400円に引き上げている。機械警備の価格改定の進捗が想定以上であること、常駐警備や警備輸送で収益性改善が進んでいることを踏まえて、セキュリティ事業を中心に業績予想を上方修正しているようだ。業績への影響が大きい機械警備に関しては、早ければ27年3月期中に価格改定が実施されるとみているもよう。セコムとのバリュエーション格差縮小を想定。 しまむら<8227>:11100円(+445円) 大幅反発。前日に8月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.2%増となり、5カ月連続でのプラス成長。客単価が同0.5%低下した一方、客数は同1.3%増加している。酷暑や大雨、カムチャツカ半島付近の巨大地震による津波警報などの影響を受けたものの、婦人アウター衣料や服飾雑貨が売上を伸ばしたようだ。増収率は前月の2ケタ増から鈍化しているものの、高気温による秋物販売への影響などは懸念されていたとみられる。 楽天グループ<4755>:927.1円(++33.7円) 反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も902円から1085円に引き上げている。モバイルサービス収入が中期的に想定通りに推移する確度が高まったと判断、モバイル事業EBITDAの伸長を目標株価に反映したとしている。モバイルサービス収入は、24.12期の1746億円から28.12期は3803億円まで増加と予想しているようだ。なお、財務リスクも管理できていると評価。 富士マガ<3138>:944円(+14円) 続伸、年初来高値更新。25日の取引終了後に、時計専門誌の出版、Webメディアの運営、広告業、自社時計ブランドの企画・製造・販売を行っているシーズ・ファクトリーの株式を取得し連結子会社化することを発表し、好材料視されている。取得価額は約1.74億円。今後、シーズ・ファクトリーの強みと同社グループの資源・ノウハウを融合させることで、リテール向けメディアとしての成長を一層加速させるとともに、雑誌を起点としたコミュニティの活性化と、オリジナル商品の流通拡大を図っていくとしている。 ミライロ<335A>:633円(+10円) 続伸。25日の取引終了後に、株主優待制度の導入を発表し、好材料視されている。25年9月末日より基準日(9月末日及び3月末日)における同社株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有している株主を対象とし、保有期間に応じて同社の運営するユニバーサルマナー検定の割引を適用する。株主優待制度新設の目的は、株主の日頃からの支援に感謝するとともに、株主に同社の事業に共感してもらうことで、より長く同社株式を保有してもらうこととしている。 技術承継機構<319A>:5260円(+170円) 続伸。25日の取引終了後に、アルファーシステムの発行済み株式100%(自己株式を除く)を取得し連結子会社化することを発表し、好材料視されている。アルファーシステムの電源機器に関する設計・製造技術は世界のものづくり及び生活インフラを下支えする社会的意義の高いものであり、次世代に繋ぐべきものと考え、株式を取得することとしたという。新たに同社グループに参画するアルファーシステムを含む譲受先の経営支援を引き続き推進するとともに、さらなる譲受機会の検討を進めていくとしている。 《ST》 記事一覧 |