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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/09/08 12:11, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):エイチーム、JINSHD、エイチエムコムなど*12:11JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):エイチーム、JINSHD、エイチエムコムなどカナモト<9678>:3530円(-125円) 大幅反落。先週末に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は117億円で前年同期比30.0%増となり、据え置きの通期予想171億円、前期比17.4%増に対して順調な進捗となっている。ただ、5-7月期は31.9億円で前年同期比12.4%増と、上半期実績の同38.0%増から増益率は鈍化する形に。好決算ながらサプライズは限定的として、短期的な出尽くし感が先行する状況のようだ。 フォスター電<6794>:2323円(+83円) 大幅続伸。先週末に提出された大量保有報告書によると、アクシウム・キャピタルの保有比率が6.86%となり、大株主に浮上したことが明らかになっている。保有目的は純投資とされている。アクシウム・キャピタルはアクティビストファンドとされ、7月に設立されたばかりとなっている。日邦産業、東京コスモス電機なども大量保有銘柄となっている。 JINSHD<3046>:9390円(+550円) 大幅続伸。先週末に8月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比17.0%増となり、31カ月連続でのプラス成長、かつ、2カ月連続での2ケタ成長となっている。猛暑が続いた影響により、季節要因に関連した需要が堅調に推移したほか、販促施策の効果が来店や購買意欲などを後押しする形になったもよう。これで、25年8月期通期での国内アイウエアショップ全店売上高は前期比20.2%増となっている。 エイチーム<3662>:1115円(-140円) 大幅続落。先週末に25年7月期の決算を発表、営業利益は8.5億円で前期比50.3%の大幅増益となったが、5-7月期は0.7億円の赤字となっており、従来予想の10億円を下回る形になっている。また、26年7月期は9億円で同6.4%増の見通しとしているが、従来の25年7月期予想にも未達の水準に。暗号資産価格上昇に伴う販売促進引当金繰入額の増加、広告投資の拡大などが5-7月期営業赤字の背景に。 JX金属<5016>:1560.5円(+86円) 大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も900円から1800円にまで引き上げている。業績予想を上方修正しているほか、同社が展開する電子材料は、先端半導体やAI向けで高シェアを誇る製品群が多く、AIを中心とした旺盛な投資が継続する恩恵が大きいと判断し、バリュエーションを引き上げているもよう。AI向け製品の今後3年間の年平均営業利益成長率は27.3%と予想。 エイチエムコム<265A>:1423円(+171円) 急騰。SBI証券とのAIエージェントに関する共同研究を開始したと発表し、好材料視されている。Hmcommは独自の「音声×AI」技術を活用したAI音声認識・自動応答プロダクトの開発・提供を通じて、様々な業界で業務効率化を支援してきた。今回の共同研究では、HmcommのAI音声認識・自動応答技術とSBI証券の豊富な金融サービス運営ノウハウを融合し、顧客からの問い合わせ対応や各種手続きの自動化、将来的には高度なパーソナライズドサポートの実現を目指すべく、実証実験を開始するという。 イメージマジック<7793>:1604円(+25円) 上昇。5日の取引終了後に、取得する株式の総数2万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.8%)、または取得価額の総額5千万円を上限として、自社株買いを実施すると発表し、好材料視されている。取得期間は25年9月8日〜25年11月12日。自社株買いを実施する理由は株主還元及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。 ピアズ<7066>:688円(+6円) 反発。NTTドコモとの業務提携により提供している生成AIリスキリング支援サービス「ゼロからAI for スゴ得」へ、25年8月26日より詐欺メール対策アプリ「スゴ得メールチェッカー」の追加提供を「スゴ得コンテンツ」で開始したと発表し、好感されている。「スゴ得メールチェッカー」は、ChatGPTを活用して詐欺メールをチェックするアプリである。ユーザーが受信したメール本文をコピー&ペーストするだけで、AIが差出人アドレス・URL・文面表現などを解析し、詐欺の可能性を判定する。 《ST》 記事一覧 |