|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/08/14 13:08,
提供元: フィスコ
プロパスト Research Memo(8):2025年5月期は、好決算を反映して増配を実施。株主還元にも配慮
*13:08JST プロパスト Research Memo(8):2025年5月期は、好決算を反映して増配を実施。株主還元にも配慮
■株主還元策
プロパスト<3236>は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題であると考えている。普通株式における利益配分に関しては、業績の動向と将来の成長及び財務体質の強化に向けて、自己資本比率40%以上の安定した資本確保を目指すとともに、株主資本配当率(DOE)等を総合的に勘案して配当額を決定している。
2025年5月期には、好決算及び財務状況の改善を反映して、1株当たり配当金を前期の4.0円から6.0円に増配した。また、2026年5月期は、減益予想ながら前期と同額の1株当たり6.0円の配当を予定している。その結果、配当性向は2025年5月期の10.3%から17.9%に上昇する見込みだ。配当性向の引き上げにより、株主還元の充実にも配慮する経営姿勢は評価できる。
加えて、同社では経営環境の変化に対応し、機動的な資本政策の遂行を可能とする目的で、定期的に自己株式の取得を行っている。2025年5月期も2024年10月に約400,000株及び同年11月に200,000株の自己株式を取得しており、今後も余裕のある範囲で継続する考えである。
また、同社は2024年8月開催の株主総会での承認を経て、監査等委員会設置会社へ移行している。これは、コーポレート・ガバナンスの強化と意思決定の迅速化を目的とするものだ。経営者、株主、従業員、取引先など、ステークホルダーの期待により的確に応えるための体制構築を目指す動きとして評価できよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
《HN》
記事一覧
2025/08/15 21:13:ケイファーマ---2Q引き続きiPS創薬事業・再生医療事業の研究・開発を推進
2025/08/15 21:12:ファンペップ---抗体誘導ペプチド「FPP003」の物質特許成立(欧州、分割出願)を発表
2025/08/15 21:10:ドラフト---期末配当予想の修正(無配)および株主優待制度廃止を発表
2025/08/15 21:08:ドラフト---2Q業績予想と実績の差異及び通期業績予想を修正
2025/08/15 21:07:ドラフト---債権取立不能または遅延及び貸倒引当金繰入額計上を発表
2025/08/15 21:05:ドラフト---2Qは減収、代表取締役によるMBOが発表
2025/08/15 20:57:シンシア---2Qは2ケタ増収増益、主力のコンタクトレンズ事業が2ケタ増収増益を達成
2025/08/15 20:55:キットアライブ---2Qは2ケタ増収増益、20都道府県まで顧客との取引が拡大
2025/08/15 20:53:シンカ---2Qは2ケタ増収・経常利益及び純利益は大幅増、連結業績予想に対して順調に進捗
2025/08/15 20:51:ジーニー---1Qは2ケタ増収、マーケティングSaaS事業の売上高・利益は順調に推移
2025/08/15 20:50:シンシア---2Qは2ケタ増収増益、主力のコンタクトレンズ事業が2ケタ増収増益を達成
2025/08/15 20:48:Sharing Innovations---2Q事業計画通り進捗、デリバリ部門の体制を強化中
2025/08/15 20:46:Sharing Innovations---Coznetの持分取得(子会社化)
2025/08/15 19:57:欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売りは一服
2025/08/15 19:28:トレンダーズ---1Qは2ケタ増収、マーケティング事業の売上高が順調に推移
2025/08/15 19:27:ティーケーピー---業績予想を上方修正
2025/08/15 19:25:Kaizen Platform---2Q各段階利益が黒字化、クラウドセグメントの売上高・利益が順調に推移
2025/08/15 19:22:テリロジーHD---1Qは2ケタ増収で赤字幅縮小、3事業部門いずれも2ケタ増収を達成
2025/08/15 19:18:欧州為替:ドル・円はじり安、ドル売り地合い継続
2025/08/15 18:19:欧州為替:ドル・円は一段安、ユーロ・円は下げ渋り
|