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弱い日本の強い円
佐々木融
日本経済新聞出版社
新書 256 pages, released in Oct. 2011
936 yen (including tax 85 yen)
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誰も円高を止められない？
4兆円の介入も、わずか3日で効果消滅。日本の抱える構造的要因から初めて解き明かす「為替相場の正体」。
目次
第1章 円高と円安――その本質を理解する
第2章 為替の市場とはどんなところか
第3章 国力が為替相場を決めるわけではない
第4章 円に買われる理由などいらない
第5章 強い雇用統計で売られるドル
第6章 米ドルは最弱通貨
第7章 米金利が下落すると円高になる
第8章 介入で「円安誘導」などできない
第9章 「対米ドル」相場一辺倒の時代は終わった
■著者紹介
佐々木融(ささき・とおる)
1992年上智大学外国語学部卒、日本銀行入行。
調査統計局、国際局為替課、ニューヨーク事務所などを歴任。為替課当時は円売り介入の実務も経験。
03年4月、JPモルガン・チェース銀行入行。現在、同行マネジングディレクター、債券為替調査部長。日本証券アナリスト協会検定会員。
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